※この記事は、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください※
~前回のあらすじ~
物のついでに、主人公の家に立ち寄ってきた小林さん。この機会に主人公は、花織さんと3月31日の関係について聞いてみたが、分からないという答えが返ってきただけだった。小林さんは、この偽りの関係を終わらせる時だと切り出した。すると主人公は、もう手遅れだと言い、「花織さんからもらった雪割り草を咲かせ、見せたい」と切なる思いを告げた。
皆さん、こんにちは。
今回も、引き続き「雪割りの花」のプレイ日記を書いていきたいと思います。
3月17日 夕方
―大学の講堂
『僕は一人ぼっちだった。ただ、誰にも会いたくないのが僕の気持ちだった…今は、この孤独である瞬間が安らげる唯一の時なのだ』と、がらんとした講堂の中に一人座ってる主人公。
結構、滅入ってますね…実際あったら、確実にやってられない(´・ω・`)
とふと、携帯電話が鳴りだした。画面を見ると、小林さんかららしい。
小林さん:「分かったぞ。例の件。妹が昴から聞いていて知ってたんだ。」
主人公:「例の件って…3月31日…」
小林さん:「そうだ…その日は3年前に花織さんと昴が初めて会った日なんだ。」
主人公:「…そんな事だったんですか。」
心なしか、主人公のボイスが安堵している雰囲気が出てる。でも、どうせそれだけじゃないんでしょう?と、
小林さん:「問題はこれからだ。昴のやつ、3年目のその日に…花織さんに正式にプロポーズするって言っていたみたいなんだ」
主人公:「!!」
小林さん:「花織さんは…3月31日のプロポーズを心待ちにしている…ということだ。」
やっぱりね。ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
告っても振っても早晩、詰むのが目に見えている…もうどうすりゃいいんだ(´;ω;`)
小林さん:「その時期、昴が生きていれば、アメリカに1ヶ月間出張しているはずだった。だから、おそらく電話か何かでプロポーズをするつもりだったんだろう。」
ここで、「僕に構わないでください」、「…どうすれば…いいんですか?」、「…」の三択が登場。もう完全に思いがシンクロしている「…どうすれば…いいんですか?」を選択。すると、
小林さん:「花織さんに本当のことを話すんだ!昴が死んだこと。そのショックで、花織さんが記憶喪失になったこと。そして、君がなぜ昴を演じていたのか…」
主人公:「…」
たった一つの沈黙が重い…。最初に昴…花織さんの恋人を演じたのは、あこがれの人の傍にいたいという単純な、ふと出た想いだった。それがここまで、しがらみになるとは。
小林さん:「君は言ったじゃないか!あの花を咲かせたいって。花織さんに見せてあげたいって!!」
小林さん:「雪割り草の花は春を運んでくる花だ。偽りの春ではなく、本当の春を花織さんに運んであげるんだ!」
主人公:「本当の…春」
小林さん:「勇気のいることだろうが、この悪夢のような冬を終わらせようじゃないか。この…長い冬を…」
とここで主人公が、おもむろに携帯を切った。
小林さんは善意で言っているんだろうけど…結構無茶なことを言っている。電話を切りたくなる気持ちも分かるような気がするわ(´・ω・`)今更、終わりにしましょうといっても、どう切り出せばいいのか教えてくれって感じですな。確かに、いつか破綻するのは目に見えていますけど…。
主人公は、本当に終わりを告げられるのか…今回はここまででおひらき(・ω・)ノシ
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