※この記事は、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください※
~前回のあらすじ~
昴の誕生日、ということで花織さんの家で誕生日を祝ってもらうことになった、偽りの昴もとい主人公。美しく着飾った花織さんは昴の誕生日を一通り祝った後、主人公を誘うが、どんなに愛していても決して昴自身にはなれない主人公は、迷いの末、身を裂かれる思いで断ったのだった。譬え、その答えが花織さんを深く傷つけると知っていても―。
皆さん、こんにちは。
今回も、引き続き「雪割りの花」のプレイ日記を書いていきたいと思います。
2月25日 正午過ぎ
―主人公の部屋の前
―コン、コン。「開けてくれ。僕だ、小林だ。」
と、以前昴について詳しく教えてくれた小林さんが、主人公の部屋にやってきた。のろのろと主人公が扉を開けて、小林さんを招き入れた。前回のこともあってか、心なしか元気がない主人公。
さっそく、例の3月31日の話を切り出してみたが、「思い当たるフシないなあ…」と返されてしまった。そりゃ、何でも知っているわけないよね…1人の人間が他人について知っている部分なんてごく一部に過ぎませんですしおすし(´・ω・`)
するとふと黙って、何か言葉を探しているような雰囲気の小林さん。そして、
小林さん:「なあ、君。…そろそろ潮時だと思うんだ。」
主人公:「!?」
Σ(゚Д゚;)ギクッ…まるで、全部見透かしたかのようなタイミングでこの言葉が来ましたな。
前回のこともあるから、余計に潮時なのは分かっているけど…ここまで来て全部嘘でした、すみません、じゃ済まない状況になってしまってるし。
小林さん:「手を貸した僕も間違っていたんじゃないかと…あの時止めるべきだったのかもしれない。」
小林さん:「こんなことが長く続けば続くほど、花織さんが真実を知ってしまった時のショックは大きくなってしまうに違いない。」
主人公:「…もう後戻りなんか、できませんよ」
だってチッスしちゃったからね。(主にプレイヤーのせいです)
で、でも、例の最悪の選択肢は避けたから!(言い逃れ)
諦めている主人公に対し、キッと力を込めて、
小林さん:「いや後戻りなんかじゃない。前に進むんだ!君に取って、花織さんにとって最善の道を!」
小林さん、イイヒトダナー(;∀;)
ほぼ見ず知らずの青年に、ここまで、前向きな言葉を掛けるとは…まあ、昴になりきらせるために手を貸してしまった、罪悪感もあったんだろうけど。
主人公:「そんな事…もう…手遅れです」
主人公:「…あれ、見てください」
と指差したのは、
主人公:「花織さんにもらったんです。僕は大切に育てて、花を咲かせて…花織さんに見せてあげたい」
…なんかすごく切なくなってきた。どうしようか。どうしようもない。(反語)
その思いに飲まれたように、小林さんも「君…」と言ったっきり、黙ってしまった。
はたして嘘から解き放たれて、幸せになれる日が来るのでしょうか…
というところで、今回はおひらき(・ω・)ノシ
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