※この記事は、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください※
皆さん、こんにちは。
今回も、引き続き「雪割りの花」のプレイ日記を書いていきたいと思います。
3月12日 深夜
『その晩、僕はひたすら考えた。3月31日のことを…だが僕に何ができるというのだろう』
『そして…3月31日まで僕は部屋に閉じこもって過ごした』
主人公、精神状態相当やばくないか?この状態じゃ、花織さん救うどころじゃない気がする。
3月31日 早朝
『そして、運命の日の夜が明けた…』
一気に飛んで運命の日に。飛びすぎじゃね?とか言ってはいけない
でも、主人公が病んで一気にエンディングにならなくてよかったわ。本当に。この状態だと普通にそういう方向に分岐しそうだもの。
自宅のアパートの座敷テーブルの上に、突っ伏す主人公。ふと、のっそり目を覚まし顔をあげて目を見張ったこと思うと、視線の先には…
ただ、ここで主人公の乾いた笑いが入るんですけど、もう聞いてるだけで悲しくなる。
結局、本当の自分としてではなく昴としての扱われ、愛されるしかない、主人公の切なさや虚しさが伝わってきてやるせない…
最初、ボイスオフにしてたけど、ボイスが付いているのもそれはそれでいい味出ますな!
そして「咲いたよ、香織さん…」とつぶやき、静かに雪割草を抱く主人公。
切ないな…
3月31日 15時
時は経ち。ようやく決心したように、やおら携帯電話を取り出し、番号を打ち始めた主人公。
もちろん出たのは花織さん。
花織さん:「はい、花織です」
主人公:「花織…僕と…」
ここで選択肢先輩登場。「いや…なんでもない」・「…別れてくれ」・「僕と…結婚してほしい」の3択。
…どれ選んでも、ハッピーエンドが見えないんですが。どうすればいいですか!?
チキンハートですまんな。
花織さん:「何?」
主人公:「…うん…その…」
花織さん:「…」
主人公:「あの…」
もう完全に詰んでる。ほんとうにありがとうございました。とここで、
花織さん:「あっ、誰かきたみたい!少し待ってて…」
花織さん:「もしもし、昴? 今あなたからの贈り物が届いたわ」
主人公:「!?」
花織さん:「開けてみるからちょっと待ってね」
主人公:「…贈り物?何のことだ…まさか…」
なんだかすごく嫌な予感しかしないぞ…((((;゚Д゚))))
…何度も呼びかけるが、いきなり返事をしなくなった花織さん。
そして、主人公がおもむろに振りかえると。
とうとう思い出してしまったらしい…( ;ω;)
そして、花織さんはどこかに立ち去ってしまった。
主人公:「か…お…り…さ…」
主人公:「うう…どうして…」
虚ろな表情で、誰もいなくなった玄関にふらふらと向かう主人公。
そして、花織さんの手から落ちたものを見てみると…
『伊達 昴は、この日のために、生前からよういしていたのだ。婚約指輪とプロポーズの言葉をしたためたカード…』
『カードの終わりにはおどけた感じでこう書いてあった。隣の大学生に君を取られる前に結婚しなくちゃね…と』
『花織さんは全てを思い出してしまったのだ…』
昴!?どこまで主人公と花織さんを苦しめれば気が済むんだ!?的外れな怒り
いや、最初に昴のふりをした主人公も非があるけどさ。主人公は主人公で、いろいろな思いがあったにせよ、花織さんを助けたい思いがあって必死に昴を演じてきたんだぜ…
ああでも…結局、昴は昴で、主人公は主人公で。
どうあがいても別人という、どうしようもない結論に至るしかないんだよなあ…
そこでふと、主人公の脳裏に悲しげな表情の花織さんと、白い塔のような場所から飛び降りる姿がよぎる。
主人公:「花織さん!駄目だ。花織さん…」
主人公:「雪割り草が…咲いたんだ…うう…」
よろめいて、アパートの踊り場にもたれかかり、うずくまる主人公。
しばらくして、何とか動いてアパートの外にまろび出た。
と、近くに止まっていた車から人影が。
小林さん:「どうした!?」
小林さん会いたかったよー。だずげでぐだざいー(´;ω;`)
本当にいいタイミングで来てくれたよ。
主人公:「花織さんが…花織さんが…早く探さないとっ」
小林さん:「!?」
そして花織さんの落とした、カードを差し出す主人公。
多分、小林さんが来なければずっと主人公が動けなかった気がする。
小林さん「なんてこった、花織さんが危ない。どこか思い当たる場所はないのか?」
とここで、「海浜公園」・「路面電車の駅」・「花織さんの部屋」の3択登場。
こんなん分かるかよ!?(´;ω;`)
主人公:「花織さんが、思い出の場所だって…」
勇一:「よし、急ごう」
夕暮れに染まった海浜公園で、手分けして探しだそうとする2人。しかし見当たらない。
主人公:「これ以上分かりません…僕が、僕がいけなかったんだ。ううう…」
勇一:「気持ちは分かるが、今は悲嘆にくれてる場合じゃ」
ふと脳裏によぎったのは、去りし日に、携帯電話を渡した時に花織さんが柔らかな笑みを浮かべて「私、いつでも持ってる」と言った姿。
ふと体をまさぐると、「電話を!早く公衆電話へ!」
小林さん:「電話に出てくれ…」
主人公:「花織さん!どこに!今にどこにいるんだよ!…」
小林さん:「切れたのか…くそっ!」
主人公:「はっ! 鐘の音が…聞こえてた…」
ここで、再び選択肢登場。「大学の鐘」か「教会の鐘の音」の2択。
主人公:「大学の鐘の音!大学の鐘の音です!花織さん、大学の屋上から夕陽を見たいって…前に言ってたんです!」
小林さん:「行こう!」
―――
『花織さんは大学の屋上にはいなかった。そこにこだまするのはただ風の音だけだった』
『この後、僕と勇一さんは花織さんを探した。しかし見つけ出すことはできなかった』
4月7日 朝
『…あれから1週間がたった。花織さんの行方はいまだに分からない。』
『花織さん…あなたの笑顔を再び見る日まで、僕に春がやってくることはないでしょう』
『永遠の冬の中で…僕はあなたを待ちます…』
Bad End 32 花織よりも早く
うわあ……。終わった。
小林さんに「春を運ぶんだ」と言っていた主人公が、何もできずにおわるとは。
行方不明となると、余計に一生花織さんのことに縛られて生きていくしかないと思うと、何も言えなくなる。
でも生きてるかもしれないから、まだ亡くなったと知るよりはいいのか…?
それにしても、バッドエンディングが色々救いがなさすぎる。
種類めちゃくちゃ豊富だし。(やるドラ名物)デパートかよ。だがそれがいい
タイトルでこの結末を感づいた人はやるドラプレイヤーですね。
ということで、後味が悪い感じですが区切りがいいので、今回はこれでおひらき('・ω・`)
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