※この記事は、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください※
~前回のあらすじ~
小林さんから学んだ昴の人物像に添おうと必死に努力する主人公。それが実を結んだのか、着実に花織さんとの距離を縮め、いつしか昴を演じていることも忘れて幸せに酔いしれるようになったのであった。
皆さん、こんにちは。
今回も、引き続き「雪割りの花」のプレイ日記を書いていきたいと思います。
1月20日 夜
―夜道
仲良く花織さんと2人寄り添って、夜道を歩く主人公。なんだか、いい感じですな( *´艸`)
そんな時ふと、花織さんが「昴…」と呟いたかと思うと。くるりと主人公の方へ体を向け、そっと手を取った。そして、
上の選択肢はどういう意味なんですかねー、私、全然分からないですねー(すっとぼけ)。
それに、今の目的はグッドエンド到達だから…ということで下を選択。
そしたら、『…僕だって昴より花織さんを…』、『…できないよ…僕には』の2択にさらに分岐。
―もうこれは、ゲーム側がチッスというものをしてくれと言っているのだな。そうに違いない。何が起きても私の責任じゃない。ということで、『…僕だって昴より花織さんを…』を選択。
…はい。
もっと拡大画像が欲しい子は、自分の想像力で補うように。先生からは以上。
『それは僕にとって生まれて初めてのキス…だった。もう後には戻ることはできない…。僕は伊達 昴として…花織さんの本当の恋人として僕は生きていくのだ。』
『だが花織さんとともに分かち合う一瞬一瞬を、僕は素直に幸せと感じることが出来るのだろうか?』
『そんな代償を背負いながらも僕は歩まねばならない…この茨の道を…』
こんな選択肢を選んだばっかりに、苦しむなんて…。
選んだのはまがいもなく私だから、私のせいだね。ごめん、主人公。
2月10日 午前
―とある海浜公園
時は過ぎ、約1ヶ月後。
とある海浜公園のコンクリートの階段に仲良く二人で腰をかけて、海を眺めている。
『花織さんは、この海浜公園をいたく気に入っているようだった。何を話すわけでもなく、時間だけがゆっくりと過ぎていく』
『ただ波の音だけが聞こえてくる冬の海を、花織さんは楽しげに眺めていた…』
ふと、花織さんが「久しぶりね、ここに来るの」と言うかと思うとやおら立ち上がり、海を隔てるフェンスの方までゆっくりと歩んでいった。
花織さん:「2年前の夏に来たんだ。あっという間だね月日が経つのって。ね、覚えてる?あの時のこと」
と尋ねられた。もちろん、主人公は知らないのでどもっていると、花織さんは不思議そうな顔をしたあと、クスッと笑って、
花織さん:「フフ…昴まで記憶喪失になっちゃった。がっかりだなぁ。ここ、私にとっては大切な思い出の場所なのよ。」
花織さん:「私と昴はここに来たの、三回目のデートで。私、今でも昨日のことのようにはっきり覚えてる…。きれいな夕焼けだったなあ…。わんわん泣いている小さな女の子がいて、私たち話しかけたの。泣いてるわけをたずえねたら、熊のぬいぐるみを落としちゃったのって。そしたらいきなり、昴、飛び込んで…」
す、凄い行動力でござる…。
隣に恋人がいたからとかそういうことではなく、きっと天涯孤独だったこともあって、一人で泣いてる子を放っておけなかったんでしょうね…(´・ω・`)
花織さん:「私、この人なら…って思った…。あの時の真っ赤な夕焼けと昴、私、一生忘れない」
『花織さんは心の底から昴を愛している。僕は何を有頂天になっていたのだろう。花織さんに愛されるものなんて、僕は何も持っていないのに…』
これじゃあ…主人公じゃ勝てない。代わりにもなれない。
こればかりは、やっぱり歩んできた人生も違うし、何より花織さんと過ごしてきた日々は昴と花織さんだけものだから…どうしようもないですな…(´・ω・`)
『花織さんと僕の関係は、僕が花織さんをだまし続けることで成立している偽りの愛なのだ。僕はこのことをいまさらながら思い知らされたのだった』
何だろう…凄く苦しいというか、やるせないというか、何というか。前回の幸福な日々とは打って変わって、一気にシリアスになりましたね。
これからの展開が気になりますが、区切りがいいので、今回はここまででお開き(・ω・)ノシ
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